
大阪で母子餓死事件が起こりました。
遺体のかたわらに一枚のメモが残っていたんです。
そのメモにはこう書いてありました。
〝最後にお腹いっぱい食べさせてあげたかったのにごめんね〟
「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされる「おそなえ」を、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。
活動趣旨に賛同する全国のお寺と、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。
仏様の前にお供えされたものを下げて、各家庭ごとにお供え物を詰めています。
月に1回ボランティアの方々と一緒に梱包して発送しています。
季節によっては果物であったり、青果もお渡しすることもあるんです。
最初は怖かったんですよね。
みなさんからお預かりしたお供え物を、おすそわけしますということを
檀家さんに明かすのが怖い部分がありました。
でもふたを開けてみたら、
〝こういうことは続けてこそ価値があるんだから、私にできることがあったら何でも協力するから頑張ってね〟
ということを言ってくださった方がみえて
本当に人というものは温かいものだなと思いました。
誕生日の方がいるご家族にはバースデーカードを書いてるんです。
お手紙をお付けすることによって、モノの支援というよりかは、誰かが側にいてくれる安心感みたいなものをお届けできたらいいなと思っています。
これはお礼のお手紙です。
こうした可愛い絵はがきをくれる方もいます。
お礼が欲しくてやってる活動ではないんですけど
でもこういったものを見ると嬉しい気持ちになりますよね。
お寺の果たせる役割って本当にたくさんあると思っています。
日本の子供の13.9%が経済的に困難を抱えています。
苦しい瞬間とか、悩みを抱えたときに
よりどころがあるのとないのとでは、違ってくると思います。
いわゆる心のよりどころに、この活動自体がなってくれたらいいなとも思いますし
多くのお寺さんにご協力をいただいて、ひとりでも多くの子供たちに笑顔になってほしいと思ってこれからも活動を続けていきたいと思っております。
私たちが映像制作において大切にしていることは、視聴者の心に響かせることです。
どんな想いで働き、どんな想いで活動しているのか。
心に響く映像を届けることが3分物語のコンセプトです。
What’s “3 minutes story”
あなたの”想い”を、3分間の映像で
最大限に紡ぎだします。
たった一つの“想い”を、見る人の心に届けます。
あなたの“想い”をお聞かせください。
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