
虐待で亡くなっていく子ども達が年間約50人ぐらいいて、1年に1000人ずつ保護されてる子ども達が増えていくんです。
毎日毎日お前なんかって言われて、叩かれてビクビクして、ご飯ももらえず、食べ物がもらえない時には、お布団を破って飲み込む。
こんな子ども達、私たちがどうにかしなかったら誰がするんでしょうか。
親と暮らせない子どもたちをゼロにしたい!その想いで里親制度の啓発・支援、子どもの命と人生を救う活動をしています。
私は生まれてすぐ、手術をしなければ助からない病気で生まれてきました。
4年生ぐらいまでは、病院に住んでいるような幼少期で、重病の子ども達がたくさんいて、亡くなっていく命をいくつも見てきました。
最近は虐待で亡くなっていく子どものニュースが流れます。
幼少期に隣のベッドで亡くなっていく子を見て感じてた私の気持ちと、虐待で亡くなっていく子どものニュースを見ている気持ちとは全く違うんです。
虐待で亡くなっていく子の命は、なんとかできる命なんです。
貧困の中にいる子ども達は非力で自分では抜け出せません。
私たちが手を差し伸べなければいけないんです。
貧困層の中にいる人たちでは自己解決ができないんです。
だから私たちがここから子どもを引っ張り上げるしかないんですよ、一人ずつ、丁寧に。
それがなにかっていったら、家庭養育、親の愛情だと私は思っています。
私が手術室に行くのに、私は泣かないで親が泣いているんです。
でもそこに親の愛情を感じるじゃないですか。
この人だけは絶対に自分を守ってくれるという絶対的な存在、愛があるからこそ人間は歩いていけると思っています。
そして子どもに一番必要なことは〝愛〟を感じることだと私は思います。
私は里親をしており、女の子を育てています。
最初はなにも通用せず本当に大変でした。
言って聞かせるとか無理ですし、言葉が通じないですから。
今10歳なんですけど、去年ぐらいからは、〝そろそろ血が繋がってる気がする〟って言うんです。
強い繋がりを子どもが感じてることが大事だと思うんです。
これがあったらこの子強く生きていけますよ。
だって私の絶対的な愛を感じてくれてるわけですから、もう強いですよ。
芯が入った人間は強く生きていけるんです。
私達の団体は早く無くなった方がいいと思っています。
私たちのような団体が必要のない社会が、子どもにとっては幸せだと思っています。
私達は1年でも早く、この団体を辞めれるような社会を目指して、頑張っていきたいと思っています。
私たちが映像制作において大切にしていることは、視聴者の心に響かせることです。
どんな想いで働き、どんな想いで活動しているのか。
心に響く映像を届けることが3分物語のコンセプトです。
What’s “3 minutes story”
あなたの”想い”を、3分間の映像で
最大限に紡ぎだします。
たった一つの“想い”を、見る人の心に届けます。
あなたの“想い”をお聞かせください。
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