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日本の農業を守りたい!
バーテンダーとしてやるべき私の使命!
2016-03-07

バーテンダー 三澤政樹

東京、六本木
昼は観光客で賑わい、夜はネオン街となりドレス姿の女性達が歩き始める
僕は友人に誘われてアンジェロというバーに入った
「えびちゃんにここのフルーツカクテルを飲ませたい」そう言って注文した
バーテンダーの経験がある僕は、驚くことはないよ…と心の中で思いつつ出てきたカクテルに口をつけた
め、めっちゃウマイやん!!

「なんでこんなに美味しいんですか?」

三澤さんのカクテルに対する想いに感動した僕は、後日、時間を作ってもらい取材をさせてもらった
ネットで三澤政樹と検索すると、目に入る単語がフレッシュフルーツカクテル
ぐるなび、産経新聞から依頼されてご当地のフルーツを使ったカクテルを紹介している
大学時代にバーで働いていた三澤さんは卒業後、大手旅行代理店に入社する
主な担当は中近東
しかし、もう一度バーテンダーをやりたいという想いから退職を決意

「美味しいと言って飲んでくれるお客さんの表情が忘れられなかったんです」

その後、一人の女性と出会い結婚
喜びを感じると同時に自分の職業について真剣に考えはじめた

このまま夜の仕事を続けていいのだろうか?
昼間の仕事がいいのでは?
奥さんとも何度も話し合い、辞めることを決意する
商社に勤め昼間の仕事を始めるが、やりがいは感じなかった
それから一年後、バーテンダーとして生きていくことを決めた
ある日、お客さんから頂いた果物でカクテルを作ってみると、その味に驚いた

「生産者の魂にようなものを感じたんです」

この日からフルーツカクテルを追求していくことになる

“お客さんを感動させたい”

これが三澤さんの原動力だった
休日には生産者に会いにいって自分の目で確認して仕入れを決める
真剣に取り組むほど、多くのお客さんから感動をもらった
ところがある疑問を抱きはじめた
生産者と触れ合うたびに思うこと

「日本の農家さんは本当に努力してるんです。旅行にも行かないで一生懸命働いている。だけど年々収入も減り、後継者もいなくなっている。絶対におかしいと思うんです。」

自分に何かできないか
そこで旅行代理店で働いていたことを思いだした
日本のフルーツを海外に持っていったらどうだろう?

「日本だとありふれすぎて目立たないけど、世界に行くと絶対に目立つと思うんです。日本では1000円で売れるものが、海外だと1万、2万円にもなるんですよ」

改めて日本の農産物の素晴らしさに気づいた

「生で農産物を食べれるって本当に凄いことなんです。ヨーロッパは梨を加熱するし、中国の農産物なんかは…」

生で食べる文化がない国にもカクテルであれば持っていくことができる
世界に日本の農産物をアピールしていこう!そう決意した

「僕は生食を超えるカクテルを目指してます」

パイナップルは絞った方がもっと美味しいこと
果物同士の相乗効果によりお互いの良さを引き出すこと
アルコールは人間に正気を与えるように果物にも正気を与えること

「蛯原さん、300年以上も感動を与えている芸術作品ってありますよね?そこには作り手の魂が入っているからだと思うんです。フルーツだって同じです。生産者の想いや情熱が入ったものは芸術なんです」

そして

「私がカクテルに求めてるものは芸術なんです」

僕は言葉が出なかった

カクテルから始まった話しがまさか芸術作品になるとは
ここで皆さんに聞きたい
三澤さんが作ったカクテル、飲んでみたいと思いませんか?

蛯原やすゆき

ぐなび記事
http://gurutabi.gnavi.co.jp/special/gotouchi_cocktail/column_1.html

撮影・編集・監督
蛯原やすゆき

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