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歌うことに追い込まれて芸能界を引退した
その後の私を救ってくれたのはみんなの歌う笑顔だった
2016-03-07

音楽家 荒尾のりこ 

小さい頃から歌手になることが夢だった

その夢を叶えて芸能界に入るが、自分が想像していた世界ではなかった
仕事のために歌う日々

気付いたら歌が嫌いになって、声が出なくほど追い込まれ芸能界を引退した
生活のためにバックコーラスや講師などで食いつなぐが、歌を歌うことが苦しく、歌とどう関わればいいのかわからない

ある時、楽しそうに歌う生徒たちの表情を見て自分の昔を思い出した

歌が好きだったあの頃

自然と涙が溢れた

それから徐々に歌と向き合うようになっていった

今の私は歌を歌うために歌手をやっているわではない

自分がステージに上がって、自分の歌を聴いてもらいたいとは思わない

みんなで歌って、そこに笑顔が生まれる

そういう場を作っていくことが今私がやりたいこと

心から嬉しいと思う時がある

合唱することで、みんながとても生き生きとした顔になる瞬間

レッスンした後、明日から笑顔で頑張れると言ってくれる瞬間

でもこれは私が誰かを助けているわけはなくて、自分が助けてもらっている

自分が生きるために、歌を歌って笑顔になる人たちの力が必要だから

今は誰にも負けないことがある

会場を盛り上げて、そこにいる一人でも多くの人たちを笑顔にすること

今の私が想いをカタチにしたいこと

「自分の作った歌をみんなの歌として合唱していきたい。」

私が音楽で絶望した時に助けてくれたのが、笑顔で歌う人たち

この笑顔を必要としている人たちがきっといると思うから

撮影・編集・監督
蛯原やすゆき

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